<Linux RedHat 8でサーバ構築>
古いPCとRehHat8を使用してサーバ構築の手順を説明します。インターネットサーバを対象にしていますので、独自ドメインの取得、あるいはダイナミックDNSでの使用を前提とします。
ここでは、ダイナミックDNSについては記述してません。利用する方は別の参考文献等をご参考してください。
また、内容動作については自己責任の範囲でお願いします。

<内容>
1.準備編
2.インストール編
3.ネットワーク編
4.DHCP編
5.DNS編
6.メール編
7.Web編
8.SAMBA編
9.その他

1.準備編
●インターネット環境は最低でも、常時接続ADSLが必要です。固定IPアドレスをもらえるサービスを選定します。
●ドメイン名取得は各ISPで取り扱っています、固定IPがもらえるISPを決めてください。以下参考ISP
http://www.interlink.or.jp/index.html
●PCはPentium3, 1GHz, 40GB位の古いPCを使用します、自信のある方は自作PCで挑戦してください

●LANカードはWindowsで動いていても、Linuxをサポートしてないものがあるので。選ぶときは要注意。
●他OSとのデュアルブートはしない。

2、インストール
●LinuxインストールCDを入れると自動的に立ち上がり、インストールモードを選ぶ画面が出るが、そのまま「リターン」で開始する。
●「インストールタイプ」は「カスタム」
●パーティションの設定は「DiskDruid」を使用、swap領域128MBとルート(/)残り全部を指定。ルートはext3を選択
●後は画面のデフォルトで進む。
●ネットワークの設定
●LANカードのDHCPを外す
●LANカード(eth0,eth1それぞれ2枚)ローカルIPアドレスを任意に決めて入力
例)eth0: 192.168.5.3 ,eth1: 192.168.10.3
ネットマスク:255.255.255.0
ネットワーク:192.168.5.0 と 192.168.10.0 各々
ブロードキャスト:192.168.5.255と192.168.20.255各々
ホスト名:取得したドメイン名(ns.wan1.com)
ゲートウエイ:192.169.5.1(eth0側でルータに割り当てたIPアドレス。ルータのWAN側は固定IPアドレスになる
●「ファイヤウォールなし」に設定
●今回はディスク容量が十分あるので、パッケージのインストールは全て行う。但し、時間を要す。
●起動ディスクで「ブートディスク作成をする。
●起動後直ぐにグラフィカルモードに入るか、テキストモードに入るかの選択がある。できればテキストモードを選択したい。GNOMEへは #startx を入力すれば何時でもグラフィカルモードでログインできる
以後、ルートでログインして、各種設定をする。